[本] 語彙の貧弱さをなんとかしたい。「ことば選び実用辞典」を買いました。

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「ことば選び実用辞典」を買いました。

アパトサウルスです。それなりに本を読んできたのに語彙が豊かでなく困っています。
本を読むときにはそこそこ難しい言葉も理解しているのですが、自分が書く段階になると言葉が出てきません。
優秀な人は読書するだけで語彙が増えるようですが、僕には効果はありませんでした。語彙を増やすにはどうすればよいのでしょうか? 漢字検定の勉強をするとか、辞書を買ってきて毎日頭から読むという手段もあります。が、どちらも勉強の準備をするだけで億劫になってしまい試していません。
特に語彙のなさを痛感するのは実際に文章を書いているときです。執筆しながら手軽に言葉を調べるのが理想です。僕は日本語入力にはATOKを使っています。ATOKは素晴らしいことに、オプションで辞書をインストールすることで、執筆と辞書引きが同時にできてしまいます。僕はATOKに 岩波国語辞典新明解国語辞典角川類語辞典を入れて使っています。これで問題解決・・・・・・とはなりませんでした。

ATOKを使い始めて数年が経ちました。確かに、ある程度は語彙は増えますし平易な文章を書くのなら、それで問題はありません。ですが、僕はもう一段上の語彙力が欲しいのです。

半ばあきらめて、もう、これは仕方ないないな。今、頭の中にある語彙で今後も勝負していくか。語彙は貧弱でもせめてわかりやすい文集を書くように心掛けよう。そう思うようになりました。
先日、書店を散策していたとき何気に辞典コーナーに目をやると文庫・新書サイズのミニ辞典のコーナーがあることに気がつきました。

[ことば選び実用辞典 ]  [感情ことば選び辞典 ] [ことばの結びつき辞典 ][美しい日本語選び辞典]    [漢字の使い分け辞典]   などといったミニ辞典が並んでいました。中身をパラパラとめくり、一般的に文章を書く際にもっとも手軽、かつ、有益だと思えた「ことば選び実用辞典」を購入しました。

「ことば選び実用辞典」とはどういう辞典なのか

一言で言うなら逆引き辞典です。あるいは、日ー日辞典 類語辞典 と言い換えることも出来ます。簡単な言葉から複雑な語彙を調べることができます。
この辞書を使えば執筆の時、同じような言葉ばかり続くため文章が単調になるというデメリットを抑えることが出来ます。読者に対してちょっと賢いフリが出来るというメリットも副次的に付いてきます。特に後者は重要です。

この辞典を開くと、あいうえお順に「挨拶」とか「知る」とか誰もが知っているような簡単な言葉が並んでいます。太字で書かれているのですが、これが辞典の項目になっています。

例えば、「知る」の項目を引くと
該博・感知・関知・窺知・察知・周知・・・・
「知る」に関する熟語が並んでいます。あとはここから「該博する」とか「察知する」とかを文脈に従って使うだけです。熟語の上に意味が、下に用法が書かれているためにどういう局面でどの言葉を使うのがよいのかすぐにわかります。

逆に、難しい言葉から類語を探すこともできます。辞典の後半は索引になっています。例えば、「査定」という言葉の類語を探したいときは、辞典の後ろ側から探します。すると「査定」の横に164とページ数が記載されています。

164ページを開くと、「査定」「調べる」の項目に並んでいることが分かります。そこから、監査・吟味・検閲・点検・・・・などの類語を調べることが出来ます。
一つ一つの項目で取り上げられている熟語はせいぜい10個くらいです。たいして手間はかかりません。文章を書きながら手軽に使えそうな言葉を素早く見つけだすことができます。コンパクトな辞典なので場所もとりません。
僕はサイズと価格を優先して通常版を購入しました。けれども、後半の索引を活用するのなら(絶対使うことになります)小さな文字を眺めることを強要されるため、大判を買った方がよいと思います。
実際に使ってみて、その便利さにちょっと感動してしまいました。まさに、僕が望んでいた機能が実現されていたからです。兎にも角にも  [ことば選び実用辞典] を活用してどんどんブログを書いていこうと思いました。

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