商社について、単元株について~丸紅(8002)の株を買いました~

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丸紅株価

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はじめに

先日、コロナ渦で安くなったAT&Tの株を購入した記事を書きました。が、実はそれ以外にも、丸紅(8002)とかオリックス(8591)の株も買いました。今回は丸紅の株を購入した話をします。

5大商社とは

丸紅と言えば言わずと知れた日本の5大商社のうちの1社です。商社「カップラーメンからロケットまで」という有名な言葉あるようにとにかく、幅広い事業をしています。
昔は、海外から燃料や資源を輸入して国内で販売するという会社だったと思うのですが、、最近はそれに加えて、海外でプラント事業立ち上げに関わったり、三菱商事なんかローソンの親会社だったりしますし、本当に幅広い事業を行っています。

 

 

5大商社を5大商社売上高

5大商社株価

現在、1株634円ですが、僕は3月19日に520円で買いました。先日、ラッキーなことに、バフェットのバークシャーハサウェイが日本の5大商社の株をそれぞれ5%ほど購入するという、これまでのバフェットでは考えられない投資をしてくれたおかげで、各々の商社の株は値上がりしました。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

ラッキーでした。520円から21%も値上がりしたことになります。634円でも配当利回りは5.52%もあります。一単元購入しても6万3千円ほどで買えてしまいます。
株の初心者が手を出すには手頃な株では無いでしょうか。
実を言うと、株を始めた2019年1月に丸紅を1株だけ買いました。その時の取得価格は841円でした。634円でも全然安いです。コロナの影響はそこまででかかったと言うことになるんでしょうね。
話は脱線しますが、僕がコロナ流行の前に購入した、ロイヤルダッチシェルとかBPといったオイルメジャーの株は半値以下に大暴落しました。そのせいで、ポートフォリオは真っ赤っかです。これはダメだということで、値下がりしていた丸紅やオリックスの株を勝ったのですが、両社とも株価が当初のもくろみ以上に上昇してくれて有り難かったです。ポートフォリオ全体ではまだまだ赤字ですけどね。まぁ、コロナが収まれば黒字化するだろうと長期戦の覚悟でいます。

単元株とは何か。指し値注文についても

一単元とは何かというと、通常の株式取引で売買される単位のことです。だいたいは100株単位になります。近頃は、単元未満株といって、1株からでも購入できますから、通常の株取引ではあまり意識することはないですね。
では、なんで単元株で買うのかというとメリットがあるからです。一つは一般に1単元株をもっていれば、株主総会で議決権を行使できます。もう一つは、購入時に「指し値注文」ができることです。指し値注文とは、購入金額を指定して株注文を入れることです。例えば、現在の株価が700円だとします。指し値、650円で注文すると、株価が650に値下がりすると株の注文が確定します。
逆に、証券会社任せで注文を入れるのを「成り行き注文」と言います。成り行きで注文を入れると当日に約定されます。株価が上がっても下がっても、約定金額を受け入れるしかありません。米株だと単元という概念は無く、1株から指し値で売買できます。
何で、日本では1株単位で買えないのかというと、(成り行き注文はできます)、昔、総会屋対策でといった経緯があったように思います。うろ覚えですが。

追記

ドコモの株がTOBになりましたが、一般投資家の持つ株を親会社であるNTTが1株3900円で買い取ってくれます。このときも、1単元単位での買い取りとなります。単元未満株は手ごろな価格で日本株が買えて便利ですけれど、意外な落とし穴もあると言うことで・・・・・・。

再び商社について

ところで、バフェットが日本の商社の株を5%も取得したニュースは大きな話題となりました。

なぜバフェットは日本の商社に投資をしたのか。進化し続けるバフェットの投資手法 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
米国の著名な投資家であるウォーレン・バフェット氏が、日本の総合商社5社に投資していることを明らかにした。5社は、伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅の大手5社で、投資額は各社の時価総額の5%程度だ。今後、10%程度まで投資を積…

様々な推測がなされていますが、本当の理由はバフェット氏にしか分からないと思います。ただ、一つ言えるのは日本の商社が、随分前から、海外から資源を輸入して国内で売るだけの会社でなくなっていることです。そのことと、今回のバフェットの行動には相関関係があるように思います。
ニュースを見ていると、商社が幅広く海外でも事業を展開しているのが分かります。日本のメーカーが海外で地熱発電プラントを立ち上げるといったニュースが流れると、だいたい、そこには商社も関わっています。資源についても、単純に輸入するだけで無く、海外の鉱山会社に投資したり、資源開発の初期段階から立ち会って、例えば、鉱山が順調に稼働して世界中に資源の輸出を始めたら、しっかり権益分の利益をもらっていくといったビジネスをしています。従来からの輸入業もやっていますが、どちらかというと投資家にスタイルが近いイメージです。

衰退する日本で、商社だけがなぜ「勝ち組」になれたのか(小林 敬幸) @gendai_biz
三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅。多少でもビジネスに関係する日本人でこれら総合商社の名前を知らない人はほとんどいないはずだ。しかしベテランのビジネスパーソンほど、実は商社の仕事の実態を知らなかったりする。総合商社の利益は近年、大きく拡大した。なぜ彼らだけが「勝てた」のだろうか。

最後に

最後に丸紅にここ数年の売上高とキャッシュフローのデータを載せておきます。売上高に対する営業利益の比率は、なんというか結構ガッカリな印象です。ただ、キャッシュフローは2015年からのデータですが一貫してプラスです。投資や財務はまぁまぁ、仕掛けているイメージ。フリーキャッシュフローはプラスです。
配当利益率5%超えは魅力的ですし、株価もコロナ前のことを考えると割安です。もう少し買いましてもいいかも。

丸紅売上高

丸紅キャッシュフロー

 

 

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