三菱ケミカルHD（4188）の株を買いました

三菱ケミカルHDは高配当が魅力的

アパトサウルスです。久しぶりの投稿です。
三菱ケミカルは日本最大の化学メーカーですが、なんと言っても魅力的なのは高配当であることです。
今年の1月、イランとアメリカがゴタゴタしていたときに、原油価格の高騰を受けて日本国内の化学関係の銘柄の株価が下がっていたときに購入しました。1株800円、配当利益率は5％でした。

三菱ケミカルは日本最大の化学メーカーです。世界では9位の規模のメーカーになります。三菱ケミカルHDは三菱傘下にあった、三菱化学・三菱樹脂・三菱レイヨン　それと　田辺三菱製薬株式会が2005年に一緒になった企業です。それぞれの会社が垂直に統合されたわけではなく、三菱ケミカルHDという会社の下にそれぞれの組織がぶら下がっているような感じです。ただ、社内でのシステムの統合などは徐々に進んでいくと思われます。

化学製品はメードインジャパンが多い

ドラッグストアやホームセンターに行けば分かりますが、プラスチックや薬品　洗剤　接着剤　塗料など　実は日本で製造しているという化学製品は多いです。価格も、結構安いです。つまり、日本国内で製造して採算がとれていると言うことだと思います。
日本は人口減で国内の需要はも落ち込んでいくでしょうが、当面の人口が減っていくとは行っても当面は1億人超えを維持するでしょう。三菱ケミカルHDは三菱商事などと連携して海外へも進出していくでしょう。当面、業績は安定しているのでは無いか。ということで買いました。

株価のチャート

SBI証券より

ロイターデータを元に作成

ロイターデータを元に作成

営業キャッシュフローは常にプラスになっていますが、2019年になって財務CFがプラスになり、フリーCFがマイナスになっているのは若干気になるところです。
中国のコロナウィルスの影響か、それ以外の影響か分かりませんが再び株価が下がっています。しばらくは様子を見ながら株を保持していくつもりです。

余談：配当利益率5％とはどういうことなのか

1株1000円で配当利益率が5％だとすると年間配当は50円です。配当金が減配されなかったとして、10年配当金を受け取ると 500円です。20年だと1000円で購入時の株価と同額になります。たとえ、購入時より株価が下がったとしても減配されない限りは（難しい場合もありますが）、元が取れると言うことです。
加えて、配当金で株を買い増せば複利効果でさらに資産を増やすことが可能です。