株式の比重が増えてきたのでNISA(一般NISA)へ変更したい
元々、投資信託を中心に資産形成を目指していたため、つみたてNISAを申し込んでコツコツと積立をしていました。それが、いつの間にやら株に興味を持つようになり、ポートフォリオも株式の割合が増えてきてしまいました。
つみたてNISAは株は対象外です。そもそも投資信託でも一部の銘柄しか対象になりません。一般NISAは株に対応しています。年間、120万円までの投資であれば、配当金への課税も免除されます。日本では株式に関わる税金は20%です。かりに、配当金利回りが5%とすると本来もらえるはずの配当金は1%減るわけです。アメリカ株を買う場合だと、日本の税金20%に加え、アメリカの現地課税でも10%引かれます。結構、バカに出来ない金額です。
つみたてNISAから一般NISAへの変更はいつから可能なのか
SBI証券に問い合わせてみました。以下は、2019年時点での条件になります。
つみたてNISAを利用しているけれど投信の買い付けをしていない(購入枠を未使用)場合
年度途中から一般NISAへ変更可能です。
SBI証券の場合、2019年9月26日までSBI証券に書類が届いていれば勘定(つみたてNISA,一般NISA口座)変更可能です。
つみたてNISAを利用していて、投信の買い付けをしている(購入枠を使ってる)場合
一般NISA口座を利用できるのは翌年、2020年以降となります。
つみたてNISA->一般NISA口座へと変更する事務手続自体は今年、2019年中にできます。2019年10月以降に、SBI証券ホームページから変更手続きを申し込みます。
変更手続きをした後も、実際に口座変更になる翌年までは つみたてNISA 口座で投資信託の積立が可能です。(対応銘柄に限る)
口座変更 実際の手続き
上はSBI証券のログイン画面を一部切り出したものです。
ログイン後、画面右並びにある。「つみたてNISA⇒NISA 変更」をクリックした後の画面から進みます。勘定変更依頼書 による手続きが必要です。
※この部分は後日追記するかもしれません
最後に
一般NISAからつみたてNISAへの手続きも基本的に同じ方法で出来ます。ネットで調べたものの今ひとつ、いつから変更手続きが可能なのか?とか手続き後、現在利用している口座で引き続き買い付けはできるのかとか分かりにくかったのでまとめてみました。自分への備忘録も兼ねています。
日本政府はつみたてNISAを利用した投資信託の購入を勧めています。公的年金では生活費を賄えなくことを見越して、将来の資産形成を促しているわけです。投資信託を現金化するには売却する必要があります。若いときならともかく年を取ってから、市場を見ながら、保有する投資信託を売却して利益を出していくのはしんどいような気がします。その点、株の配当金なら何もすることなく勝手にお金が入ってきます。
ウチの母もささやかながら株を保有しており、毎年2万円ほど配当金が入ってきます。母はほとんど金融の知識はありませんし、パソコンも触れません。ただ、昔購入した株を保有しているという、ただそれだけの理由で、毎年一定のお金が入ってきます。将来の事を考えると、高齢者になってから売却に頭を悩ますよりも、素直に株の配当金をもらうようにした方が楽しい老後を送れそうな気がします。
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